鍵付き手帳を失くした仕事場の同僚、取引先に連絡しようにも連絡先が書かれているのは手帳の中。手帳の鍵を失くしたために、仕事先まで失ってしまう大惨事に。

仕事に関わる大切なメモ書きや取引先の連絡先やスケジュールなど全て鍵のかかる革の装丁の高級感のあるアナログ系手帳に書き込んでいた仕事場の同僚。
スマフォやパソコンハードディスクで一括管理すればいいのに。といつも他の同僚からも言われていたのですが、彼がいうことには、
「スマフォやパソコンのハードディスクにも保存はしている、けれども、デジタル機器は何か通信上のトラブルがあったときに全て消滅する
可能性もあるし、アナログの手帳のほうが書き込むとスケジュールも忘れにくい」とドヤ顔で、日々の仕事を、鍵付きアナログ手帳に書き込んでいたんです。
それに鍵付きだから、個人情報も鍵がなきゃ手帳を開くことが見ることができないし安全だと主張します。
まあ上司からも別にいいよと言われていることだったので、それに、取引先に行く時も、メモを取る姿のアナログの作業を見せていると真面目に見えて好評なんだ。
と上司も特にアナログの手帳を仕事中に持ち歩くことを許していました。
ところが、いつもの仕事中に同僚が、あの鍵付き手帳の鍵を紛失してしまったんです。
それは、取引先に向かう途中のことでした、ちょっとした打ち合わせなので、アナログ手帳とスマフォだけで事が済むので、鞄に2つのアイテムを入れて、
電車で取引先に向かったんです。
途中で、トイレに行ったり、喉が渇いていたのでコンビニによって飲み物を買ってそれから、取引先に行って。
打ち合わせのための部屋に入って、打ち合わせ用の席について、
鞄からいつものアナログ手帳を取り出して、メモを取るために、鍵を開けようと思ったら、鍵が鞄の中に見当たらないんです。
普段は、財布の小銭入れに入れているのですが、スマフォ決済なので、小銭入れを開けることもなく、鍵が入っていなかったことに気が付かなかったそうです。
余りの事に顔面が青くなった同僚、このピンチを乗り越えなければと思いましたが、その瞬間取引先の方が’打ち合わせ部屋に入ってきてしまって、
仕方なく、打ち合わせをしつつ、内容を、スマフォのメモ帳に保存をすることにしたそうです。
でも、その打ち合わせが終わってから、同僚の上司から、取引先が仕事をキャンセルしてきたという話があってがっくりする同僚。
上司が同僚に、取引先のキャンセル理由を教えてくれたのですが、それは、スマフォでのメモ取りに問題があったらしく、同僚が手帳の鍵が開かなくてメモを取ることができないということを取引先に説明していなかったばっかりに、打ち合わせ中にも関わらず、スマフォをいじっていた。とクレームがあったということなんです。誤解ですが、
アナログ手帳の鍵さえ紛失していなければ、取引先の仕事を失うことがなかったと同僚は悔しがっていました。
それから、鍵付きの手帳は、鍵は紛失したままで、全然見つからなかったので鍵の箇所をハサミで何とかベルトの部分を切断して開帳したそうです。
同僚は凝りてしまって、今は暗証番号でロックができるタブレットのデジタル手帳を使うようにしているということを聞きました。