トイレの鍵が壊れたお話です。
ある日自宅のトイレに行こうとドアを開けたとき、ドアが開きませんでした。誰か入ってるのかと思ってその時はすぐにリビングで引き返しました。数十分後、誰も出てくる気配がないことに気付きよく考えてみたらリビングに家族全員揃っていました。「え、じゃあトイレの中にいる人は誰!?」と驚き、不安、恐怖と色々な感情が混じったと共にとりあえず母と一緒に再度トイレのドアの前に行きました。相変わらずドアは開かず、ノックをしても返事無し。「あの?、誰かいるんですか?」と恐る恐る声をかけても反応無し。しばらくドアの前で作戦会議をしましたが、よく見るとトイレの電気は消えています。実は中に誰かいて閉じこもっていたわけではなく、トイレから出る際に勢いよくドアを閉めたことでその振動で鍵が動いてロックされてしまったのです!なのでトイレの中は誰もいないのに鍵がかかっている密室状態になっていただけでした。ただここからはどうやって開けようかと悩んだ挙句、業者さんを呼ぶほどの大層な鍵ではないし、ドアを無理矢理壊すほどのことでもない。と思った私たち家族は、家の外に周りトイレの窓からトイレに侵入して中から鍵を開けようと思いつきました!ラッキーなことにトイレの窓の鍵は基本かけていなかったので可能でした。ただ、大きな窓ではなかったので、その役目は1番身体が細い私がやることに。まるで泥棒のように身体を斜めにして外からトイレに侵入し、無事に内側から鍵を開けることが出来ました!この出来事以来、トイレのドアは丁寧にゆっくり閉めようと家族で誓い合いました。