キーの作成に10万円、物が散乱した部屋から何としてでもスペアキーを探しだせ

冬が過ぎ、バイクシーズンが始まりました。さっそく、花見ツーリングに出かけようとした時のことです。なんと、バイクのキーがないことに気が付きました。 最後にバイクを使用したのは冬が来る前のこと。どこに置いたのか全く覚えていません。当然、バイクを購入した時にスペアキーも渡されていますが、それはさらに昔の話。スペアキーを使いたくても、家のどこに保管したのか忘れてしまいました。これではバイクを使うことが出来ません。バイクのキー大捜索の始まりです。 思いつく場所として真っ先に思い浮かんだのは「メットイン」です。ひょっとしたら、メットインの中にキーを閉じ込めてしまったかもしれません。 そこで利用したのは、バイク保険のロードサービスです。契約しているバイク保険のロードサービスには、キー施錠対応を行ってくれるサービスがあります。すぐさま保険会社に電話。来てくれたサービスマンに事情を説明し、対応してもらいました。 待つこと十数分、メットインを開けてもらうことに成功。さあ、紛失したキーとご対面です。 ない…。 メットインにもキーはありません。普段使っているキー、スペアキー共にどこにもない。ならば、作ってもらうしかない。販売店にキーの作成について問い合わせます。 「だいたい、10万円近くかかります」。 キーの作成に何故ここまで高額なのか。専門的なことは分かりませんが、私のバイクは盗難防止のため「イモビライザーキー」と呼ばれる特殊なキーを使用しているそうです。新しくキーを作るとなると、バイク本体の電子基板も交換する必要があるため、部品交換だけでも高額になってしまうとのこと。 流石にキーの作成に10万円も使うわけにはいきません。何が何でも、スペアキーを見つけ出さなければ。 ただちに家中を探し回りました。ついでに家の大掃除。整理、整頓。不要な物は捨てる、必要なものは使いやすいように置いておく。 探し回ること数時間。スペアキーを発見しました。まさかと思う場所にポコッと置いてあり、驚きとともに一安心。10万円ものお金をかけずにすみ、助かりました。ただし、もともと使っていたキーは結局見つかりませんでした。 何故、こんなことが起きてしまったのか。結局のところ、頻繁に使う大切な物を、部屋の決まった場所に置いていなかったことが原因です。その置き場所にしても、不要な物が散乱し、一目で何がどこにあるのか分からない状況でした。これでは、いざ使いたい時に物を探す時間ができてしまいます。 今回はキーの紛失トラブルでした。今後も似たようなことが起こりかねません。自分の部屋は常に整理、整頓し、物の紛失トラブル防止に努めようと思います。