中学生の頃に書いていた恥ずかしい日記。鍵付き日記帳だからと好き放題書いていたら数十年後、知らない間に鍵が壊れていた悲劇。丸見え内容で机の引き出しから見つかり、赤面内容に家族全員ドン引き。

あれは中学校1年生のときでした。入学祝いに貰ったお小遣いで、少し大人びた鍵付き日記帳を買ったんです。
小学校から急に中学生になったことで、
大人になったような気がして、鍵がついた日記帳に毎日何かを書くのが嬉しくて、その日に合ったことをいろいろ書き留めておいたんですね。
中学生っていっても子供だから、なんともきゃぴきゃぴの内容が多く、好きな人のこととか趣味の話や部活の話など他愛のない内容だったはずですが。
内容の記憶は全然なくて。
半年ほど書いているうちに毎日日記を書くのがだんだんとメンドクサクなって、放置するように。
でも、やはり内容は、家族には見られたくなくて。鍵をかけたまま、そのままで、机の引き出しに中に入れて数十年以上。
もう存在すら忘れていた鍵付き日記帳。
そこから大学やら就職などで実家を離れたのですが、今度実家を建て替えすることになったから、一度帰ってきて自分の部屋の必要なものなどを分けて、片づけておいてと実家の両親から言われて、休みを利用して実家に帰省。
そこで自室の片付けをすることになりました。
本棚や机の周り、中身も全て片付けて。もう見渡す限り、家具しかない部屋。
細々としたものは全て処分したので、もう全ての物は片付けと思って私は一人暮らしのマンションに戻ったところ。
両親から、メールが入りました。日記帳忘れていると。
そのメールで思い出しました。あの鍵付き日記帳の存在を。
机の引き出しも全て処分していたと思っていたのですが、
あの日記帳は数十年昔の中学校の頃に眠ったまま机の引き出しの奥に入り込んでしまっていて、引き出しを開けても手前は空っぽだったのです。
あちゃーと頭を抱えた私。
あの日記帳を両親やら弟や妹にみられたらちょー恥ずかしい。
と思ったのですが。
あっ待てよ、あの日記帳は鍵付きで鍵をかけたままで、鍵ももうどっかに行って失くしてみつからない。
だから鍵が開かなければ読まれるはずはないと。
このまま日記帳は送ってもらおうと。
こっちに送ってとメールをしたら。
母親からのメール内容に固まってしまいました。
日記帳の鍵が開いてて壊れてて、なにか大切なメモでも入っていたら大変だから内容を確認したら、中学校の頃の話が書かれていた。
あなた、部活さぼって、塾には部活って言って塾もサボって、友達と遊んでたり、友達とケンカして、その友達と2年間口を聞かなかったり。とひどい。
と、中学生時代の黒歴史を知られてしまったのです。日記帳の鍵は経年劣化で壊れていたようで、もう何十年の昔の話を両親や弟妹に知られてものすごく、恥ずかしかった。です。鍵がついた日記帳でも結局は内容はバレると、認識してしまいました。今後一切日記なんか書きません。ましてや鍵付き日記帳なんて絶対使用しません。