その日は家族で外食することになり、夕食を外で済ませて帰宅しました。お酒も入ってほろ酔いで気持ちよく帰宅し、玄関のかぎを開けようと鍵穴にカギを差し込んだところ、なぜがカギが回らずびくともしません。酔っぱらっていたからではなく、本当にどうしても回りません。もちろん家族で出かけたので、家の中には誰もいませんから、中からあけることもできません。確かに築年数がたった古くなってきた家なので、なんとなくカギが渋いな〜…とは思っていましたが、まさかよりによってこんな夜遅くに家族で外出した時に開かなくなるとは…。しかも我が家はとても田舎で、鍵のトラブルに対応してくれるような業者もないし、そもそもお店なんてみんな閉まっている…近所はみんな寝静まっているし、どーーーーするのーーーー!!!…と騒ぐこともできない…。まさに万事休す、でした。落ち着いてようくがんがえて…何か手はないか…。そうだ、もしかしたら、どこか窓のかぎを閉め忘れてはいなかったか…?と思って確認しましたが、1階の窓は当然すべて閉まっています。あとは2階…。もう、祈る思いでガレージから梯子を取り出し、泥酔した夫はフラフラで、任せることはできないので、私が上ることに。イチかバチか寝室の窓にあたりをつけました。…が、梯子が微妙にみじかい…!!必死によじ登って、なんとか窓に手が届きました。そして…開いたーーーー!!(涙) 短い梯子を何とかけりながら飛び込むように窓から中に入ることができました。もぅ、本当に必死で、後から考えると、あの窓が開いていなかったらどうなったんだろう…と思います。鍵の調子が悪かったら早めに調整するべきです。