私が、まだ学生だった頃の話しです。
私は実家から大学に通っていましたが、友達のほとんどはアパートを借りていました。
その日は友達4人でお店に飲みに行って、その後友達のアパートに泊まろうと計画していました
その日は知り合いが経営しているお店に行きました。
お店はとても賑わっていてお酒も進み、あっと言う間に深夜2時を回っていました。
さぁ帰ろうと、みんな酔っ払ってフラフラしながらアパートへ向かいました。
途中で友達が家の鍵がない!と焦っています。
飲んでいたお店に電話しても鍵の忘れて物はなく、みんなで必死に探しても出てきませんでした。
アパートの前まで着いても家に入る事が出来ません。
大学に通っていた地域は豪雪地帯で、その日も雪が降っていて寒くて仕方ありません。
どうする事もできず寒さと若さからか、何故か雪合戦をする事になりました。
雪合戦をしているうちに「雪玉ぶつけて窓割ったら家入れるかも」と友達の一人が言いましたが夜中だし迷惑との理由で却下
友達のアパートは二階、ふと二階の窓の下に降り積もった雪の山がある事に気づきました。
「もしかしたら、窓の鍵開いてるかも…」と友達は雪の山を登り出しました。
上まで登っても二階の窓までは少し届きませんするともう一人の友達も登り友達をおんぶしました。
窓のに手をかけても窓は開きません。「やっぱり駄目か」と諦めかけた時窓が開きました。
鍵は施錠されておらず、どうにか家に入る事が出来ました。
今となっては若き日の楽しい思い出ですが、鍵は無くさないように日頃から気をつけなくてはいけませんね。