結局開かず

数年前の話になりますが、近所の方の家の玄関のカギがオートロックで、カギを持たないまま外に出てしまい、そのまま家に入れないというトラブルがありました。その方は、赤ちゃんを連れていたので、寒い時期だったこともあり、とりあえず我が家で暖を取ってもらっていました。すぐに鍵屋さんを呼んだので、私たちは一安心していたのですが、、。特殊な鍵だったそうで、鍵屋さんが何時間も格闘してくれたのにも関わらず、カギは開かず。私たちは素人なので「特殊だろうが何だろうが、鍵専門の業者なのに、開けられないなんてことあるの!?」と思いながらも、ひたすら鍵が開くのを我が家で待ちました。結局明るかった外は暗くなり、夜になっても鍵は開かず、時間にして5時間ほど鍵屋さんが頑張ってくれましたが、家主さんがしびれを切らして、窓を割る選択をしました。たまたま私の夫が建設業で道具があったので、真っ暗な中、窓を割る作業が始まり、20分ほどで窓は割れました。私たち夫婦はとても感謝されましたが、家主さんからしたら鍵屋に支払う代金と、窓ガラスの修理代、それに私たち夫婦にまで菓子折りを持ってきてくださり、とても料金がかかってしまったと思います。そもそも鍵屋さんが鍵を開けられないほどの特殊な鍵などあるのでしょうか?それともその鍵屋さんに技術がなかったのでしょうか。いずれにせよ、防犯を高めるなら特殊な鍵が必要ですが、こういうデメリットもあるのだな~と思いました。