3歳の娘が車内に!

我が家には小学5年生の息子と小学2年生の娘の子供が2人います。子供たちが小さい頃は私がベランダで洗濯物を干している間にベランダの鍵を息子に閉められてしまったり、娘に玄関の鍵を閉められ入ることが出来なくなったり、鍵にまつわるトラブルはいくつかありましたが、娘が3歳の時に忘れられない鍵トラブルがありました。 娘が3歳の時に鼻風邪を引いてしまったので、耳鼻科に連れて行きました。無事に診察や会計が終わり、あとは帰宅するだけ。とりあえず後部座席の方に娘を乗せて扉を閉め、私は運転席に乗ろうとドアを開けようとしましたが開きません。なんと完全に鍵にロックがかかっています。 何を思ったのか、私は車の鍵を車内に置いたまま、後部座席のドアをロックした状態で閉めてしまったのです。当時の車のリモコンキーは壊れていて、たまたま家の鍵のような直接車に鍵を挿して開閉を行う手動式の鍵でした。 それに気づいた瞬間、青ざめました。救いは春先で真夏ではなかったことと、出発前でチャイルドシートには座らせていなかったことです。しかし、まだ3歳の娘。自ら鍵を開けることや閉めることも知りません。 まずは怖がらせてはいけないと思い、引きつった笑顔で、私はドアの外から車内の娘に訴えました。運転席にうつり、全解除になるボタンを押してほしい、と。後部座席のドアを開ける方が難しいと思ったからですが、鼻風邪で不機嫌な娘は拒否。鍵屋さんを呼ぶのか?JAF?私の脳内はグルグルと焦り考えます。しかし諦めずに根気よく訴え続けると、娘は運転席にうつり、ボタンを押し鍵を開けることに成功しました。 かかった時間は約15分。偶然隣に駐車していたおじさんに良かったね!と声をかけていただきました。この時は心臓が潰れそうなほどドキドキしました。今でも忘れられない15分の鍵事件となりました。