私が大学生の頃のお話です。当時、アパートを借りて一人暮らしをしていました。その時の鍵は、ステンレスのカードのような鍵でした。初めてのアパート暮らしで、今まで見たことのない鍵で、テンションが上がっていたのを覚えています。そんな鍵ですが、私は自転車の鍵と一緒につけていたんです。その日は、大学の友達とご飯を食べる約束で、電車に乗って繁華街へ行きました。 電車の駅までは自転車で行き、駐輪場に停めました。しかし、私はこの時自転車の鍵を抜き忘れていたのです。さらに、この駐輪場、駅から少し離れていて、無料で穴場な駐輪場なんです。さらに、夜になると駐輪場の管理?してる人がいなくなってしまいます。そんなこんなで、終電で帰り駐輪場を見ると、私の自転車がないんです。その日、当時付き合っていた彼氏と会う事になっていたので、連絡をして来てもらいました。2人で探しても一向に見当たらず、警察へ行きました。詳しい事情を話し、自転車の登録番号も伝えて警察署を後にしました。もう頭が真っ白でした。自転車はともかく、家の鍵がないのは大問題。本当に焦りました。その後も、近所を一生懸命探しました。しかし、見つかるわけはなく。結局、管理会社に連絡をして無事に家に入ることが出来ました。家に着くなり、ほっとしました。本当に、自分のバカさ加減が嫌になった出来事です。そして、鍵をなくしてしまったということで、鍵の交換もしました。新しい鍵が出て来たとしても、鍵の交換は絶対なのだそうです。この出来事の2週間後くらいに、公園で私の自転車が見つかりました。私のバイト仲間が、見つけてくれたのです。そして、私の手元に、元の鍵が戻ってきました。この鍵は、管理会社へ返しました。鍵は、本当に大切な物です。鍵と、自転車の鍵はもう一緒には絶対しません。自転車の鍵も、きちんと外すのを確認することも怠らなくなりました。