深夜

3年前、賃貸マンションに住んでいる時に家の鍵を紛失したことにマンションのエントランス前で気がつきました。
落とした場所に心当たりがなく、ひとまず最寄駅と、近くの交番に立ち寄り、鍵の落とし物がなかったか尋ねても見つかりませんでした。
鍵を見つけることは諦めて、夫が既に帰宅しているはずだったので、インターホンを鳴らしましたが応答がなく、電話も何度かかけてみましたが、既に寝てしまっていて一切応答がありませんでした。
オートロック式のマンションで、逆マスターシステムを使用した鍵だったので、部屋の鍵とエントランスの鍵は共通
しており、鍵がないのでエントランスすら入れない状態でした。
どこか近隣のビジネスホテルでも泊まろうかと思いましたが、その日に限って現金の持ち合わせが少なかったこと、また、仕事の残業帰りで夜が遅かった為、最寄りのビジネスホテルに行くには終電時刻も過ぎていたことから、八方塞がりの状態でした。
そこで、マンションの管理会社の24時間サービスの存在を思い出し、24時間サービスのコールセンターに鍵を紛失してしまい部屋に入れなくなってしまったことを伝えると、約30分後に管理会社の方がきて、本人確認後に鍵を貸し出してもらうことができ、ようやく家に入ることが出来ました。その後鍵は見つからないままだったので、防犯上、鍵を交換してもらいました。
この失敗を通して、鍵という重要な物を無意識でカバンにしまっていることは危険だと気付かされました。
「鍵はここにしまう」と自分の中で定めておかないと紛失につながるように、鍵だけでなく重要なものは全てしまう場所を決めておかなければならないと強く感じました。

鍵トラブル 下関